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子どもの可能性を引き出し,伸ばす

まったく新しい「子ども対応」を学ぶ 

「子ども対応」の仕方は,実は誰も教えてくれない 

本当は大切だけど、誰も教えてくれない 授業力向上 42のこと
『本当は大切だけど,誰も教えてくれない 子ども対応35のこと』(明治図書)

 本書は,子ども対応の方法に関して,理論と方法を解説したものです。

 例えば,次のような悩みを解決する内容となっています。


 □「丁寧に親しみを込めて対応しているのに,子どもが反抗してくる・・・。」 

 □「子どもの気持ちがわからない。子どもの心がつかめない・・・。」

 □「問題行動を頻繁に起こす子が,決まっている。何度指導しても,直らない・・・。」

 □「集団の雰囲気に流されて,ダメな行動をとる方向になってしまっている・・・。」

 □「子どもが伸び伸びとしていない。かといって自由にすると,きちんと行動できない・・・。」

 □「1年間担任しても,子どもが向上したように感じられない・・・。」


◇ 本書では,最初に「手痛い失敗事例」を紹介しました。

 
  続いて,「失敗事例」から,何をどう反省すればよいのかを解説しました。

 「子ども対応」には,典型的な失敗例があります。


 例えば,親身に接しているのに,反発してくるなどの子がいるとします。

 いくら親身に,丁寧に,心を込めて接しても,子どもが変わらないばかりか,悪い行動をとったり,教師に反抗したりしてくるのです。

 これは一体なぜなのか。

 何をすれば,この問題は解決するのか。

 その具体的な対応方法を支える理論とは何なのか。

 そういったことを,具体的な授業の場面で解説しているので,明日の子ども対応に生かせるはずです。


この「失敗事例」を知るだけでも,きっと多くのことが学べるはずです。

 なぜなら,その失敗事例は,多くの教師が辿ってきているものだからです。

 どの教師も,実は,同じような失敗をしてしまっている。

 このことが徐々に,学校現場で共通認識されるようになってきました。

 いわゆる「コピペミス」が,毎年毎年繰り返されているわけです。

 失敗事例を知るだけでも,失敗を回避できます。

 また,さらによい授業に工夫・改善することができるはずです。

◇子ども対応では,いくつかの大切なポイントをおさえて行う必要があります。

 例えば,ポイントの一つとして,「子どもの思いや願いに合わせて対応する」というものがあります。

 この理論を知ったとします。

 しかし,理論だけ知っていたとしても,使えません。

 具体的に,「ではどうすれば,良い対応になるのか」の方法をも,同時に知らないといけないのです。

 
 例えば,思いや願いに合わせるために,何が必要なのか? どうすればよいのか?

 子どもが抱えている「自分自身へのイメージ」とは何か?

 可能性を信じることができる,自分への自己評価をとらえるとは,何をすることなのか?

 こういった,理論と,具体的な対応方法の両方を学ぶ必要があります。

 実は,「子ども対応」に特化された研修会はほとんど行われていません。

 また,専門的な知識を学ぶ場も,ほとんどありません。

 理論と具体的な方法を両方教わる機会は,あまりないのです。

 だからこそ,先人の失敗や,先人が遺してきた理論,実践から学ぶ必要があります。


本当は大切だけど、誰も教えてくれない 授業力向上 42のこと


◇本シリーズは,明治図書のHPで詳しく紹介されています。

 明治図書ホームページへ
 
 シリーズ特集ページ


 是非一度手に取ってほしいと思います。

 
 本書は,シリーズ第5弾となっており,以下の同シリーズと合わせて参考になるはずです。


【教師の仕事】
「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 教師の仕事40のこと」

【授業の方法】
「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 授業デザイン41のこと」

【学級経営】
「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 学級経営 42のこと」

【授業力向上】
「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 授業力向上42のこと」


◇仕事マニュアルのページにも是非,アクセスしてみてください。

 → 教師の資質を高める

 → 教師のための仕事マニュアルへ



 

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