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子どもの可能性を引き出し,伸ばす

まちがいだらけの学級経営 その(2) 

「まちがいだらけの学級経営 失敗を成長に導く40のアプローチ」 

学級経営の怖いところ。

 

「まちがいだらけの学級経営 失敗を成長に導く40のアプローチ」(明治図書)それは,以下の場合があることです。


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自分の学級経営が間違っていることに気付けていない

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つまり,自分の失敗が見えていないのです。


本当は学級経営が上手くいっていないのに,それに気付けていないのです。


学級経営の失敗が見えない原因は様々です。


単に,子どもの困り感に気付けていないのか。


表面上の,上澄みの「よいところだけ」に目が向いているのか。


自分自身を客観的に振り返ることができないのか。


様々な理由で,学級経営の失敗に気付けていない場合があるのです。


◇学級経営の失敗に気付けている教師は,まだ良いのです。


失敗に気付けたら,それを糧にして,成功に導けばよいからです。


失敗転じて福となす,ことができるからです。



◇さて,では,失敗に気付けてもいない状態をどう改善していけばよいのでしょうか。



簡単な解決の方法があります。


それは,

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他人の失敗から,自分の学級経営を振り返ればよい

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人は誰しも,自分の失敗を直視するのは嫌なものです。

自己嫌悪に陥りますし,自信も低くなってしまうからです。


でも,他人の失敗談なら,すんなりと読めるものです。

そして,他人の失敗から学べるものです。


さらに,ここが大切なのですが,

他人の失敗を見て,自分の学級経営を自然と振り返ることができるのです。


自分の学級経営を,他人の失敗例を視点として,振り返ること。


これも「メタ認知」の1つです。


自分の学級経営を客観的に見つめ直すことができるのです。


そして,改善や改良をしていくことで,飛躍のチャンスとすることができるのです。



本書は,「失敗から何を学んだか」を示したものです。


本書には,学級経営の多くの失敗が出てきます。


手痛い失敗も多くあります。

どんなに気を付けていても,


どんなに準備をしていても,

失敗は起きてしまうものです。


問題は,その失敗を,失敗で終わらせないことです。


そこから学べることはたくさんあります。


すぐに改善をしていけばよいのです。


あとから考えると,失敗は,実は,大きな成功のチャンスだったということがわかります。 




本書で紹介する失敗は,「こういう失敗はしたくないな」,「こういう出来事って他人事ではないな」と思えるものが多くあります。


若手からベテラン教師まで,楽しく読める本となっていると思います。

 

どんな失敗を経て,教師としての力を高めていったのか,是非読み取っていただけたらと思います。

 

◇是非,本屋で本書を探してみてください。



 大前暁政著「まちがいだらけの学級経営 失敗を成長に導く40のアプローチ」(明治図書)

 

今回は,失敗に焦点を当てているので,若い先生でも,ベテランの先生でも,分かりやすく読めると思います。

 

読み物としても,面白く,「ああ,こんな失敗があるなあ」,「こういう失敗から,いろいろ学べるなあ」と思えるはずです。



さて,この「まちがいだらけ」シリーズは,新たなシリーズ本となります。


 前回のシリーズが,「本当は大切だけど」シリーズでした。


 明治図書で,ベストセラーに入っています。

 

 「本当は大切だけど,誰も教えてくれないシリーズ3部作」です。




 @「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 教師の仕事40のこと」(明治図書)
 
 A「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 学級経営42のこと」(明治図書)

 B「本当は大切だけど,誰も教えてくれない 授業デザイン41のこと」(明治図書)




◇仕事マニュアルのページにも是非,アクセスしてみてください。


 → 新卒教師のための仕事マニュアルへ



 

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