しかし,実は「手痛い失敗」にこそ,飛躍のチャンスが埋まっていることが多くあるのです。
本書は,「失敗から何を学んだか」を示したものです。
教師としての力を養うため,失敗から学ぶことは必須です。
本書には,学級経営の多くの失敗が出てきます。
手痛い失敗も多くあります。
どんなに気を付けていても,
どんなに準備をしていても,
失敗は起きてしまうものです。
問題は,その失敗を,失敗で終わらせないことです。
そこから学べることはたくさんあります。
すぐに改善をしていけばよいのです。
あとから考えると,失敗は,実は,大きな成功のチャンスだったということがわかります。
本書で紹介する失敗は,「こういう失敗はしたくないな」,「こういう出来事って他人事ではないな」と思えるものが多くあります。
若手からベテラン教師まで,楽しく読める本となっていると思います。
どんな失敗を経て,教師としての力を高めていったのか,是非読み取っていただけたらと思います。
◇是非,本屋で本書を探してみてください。
なお,「目次のカテゴリー」も重要です。
学級経営に関して,指導のカテゴリーをそのまま示しているからです。
目次を読むだけでも,学べる(学級経営の指導カテゴリーが理解できる)と思います。
学級経営を絶対に成功させたい人へ,是非オススメの書籍となります。
今回は,失敗に焦点を当てているので,若い先生でも,ベテランの先生でも,分かりやすく読めると思います。
読み物としても,面白く,「ああ,こんな失敗があるなあ」,「こういう失敗から,いろいろ学べるなあ」と思えるはずです。