▼自分で自分を成長させる。
そのためには,ある「手法」を知っておく必要があります。
それが,「セルフコーチング」の手法です。
できるビジネスマンなら,知っている人もいるかもしれません。
ビジネスの世界では,多くの方法が開発され,紹介されているからです。
ですが,教育の世界では,あまり知られていないようです。
ただ,少しずつ「セルフコーチング」の手法が,ビジネス以外の世界にも取り入れられてきていています。
医療の現場でも,医療関係者が学んでいます。
本も出ています。
教師もまた「セルフコーチング」の考え方を知らないと行けない時代になってきているのです。
▼この「セルフコーチング」の考え方自体は,昔から,教育の世界にもありました。
「教育のプロ」,「プロの教師」と言われるような人は,若い頃にこういう考え方をもとに,自分を成長させてきたからこそ,力をつけることができたのです。
大切なのは,「手法を知る」ということです。
これまでは,プロの世界だけの,「共通認識」だったものを,もっともっと,普通の知識として知ることができるようにしないといけないのです。
プロの教師は,わざわざ「自分で自分を成長させる方法」を公に言ったりはしません。
師匠にあたるような人にこっそり教わった方法だからです。
教えるにしても,弟子にあたるような若い教師に少しずつ教えるといったようなことしかしてこなかったのです。
本当は,誰でも知ることのできる知識にしないといけないのです。
どれか一冊でもよいので,「早めに」読むことをススメます。
力をつけるのは,早いのに越したことはないからです。
もちろん,セルフコーチングの手法は,ベテラン教師でも役立ちます。
でも,若い教師が読めば,それだけ早くプロへと到達できるからです。
そして,実は,セルフコーチングの手法が,教師としての生活を劇的によいものに変えてくれる力をもっているからです。