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子どもの可能性を引き出し,伸ばす

教師の資質を高める 

失敗から学ぶという意味 


 
 どんな教師も失敗をしながら,学び,そしてよりよい教師になっていきます。

 大切なのは,失敗から学ぶ姿勢です。

 次にまた同じ失敗を繰り返さないように,次はよりよい教育をしていけばよいのです。


これもまた,一つの「よりよい教育を生み出す道に自分も参加したい」という熱意の表れです。


▼ただし,教師には,「よくある簡単な失敗」というものがあります。

 誰もがその失敗の道を通ってきたというようなものです。


 よくある簡単な失敗は,避けた方がよいのです。


 つまり,少し勉強すれば避けることのできる「簡単な失敗」は,学びさえすれば,避けることができるのです。


 だからこそ,人の失敗経験からも学ぶことが大切になります。

 大げさに言えば,自分の失敗例から学ぶだけでなく,先人の失敗例からも学べばよいのです。

 歴史から学べばよいのです。

 

▼よくある簡単な失敗を学べば,そもそも,最初からある程度よりより教育を行うことは可能です。

 ある程度よい教育をしている中で,失敗することもあります。

 この失敗は,よくある失敗ではなく,レベルの高い教育を目指した上での「改善点」が見つかったことを意味しています。
 
 
 だから,本を読むことが大切になります。

 本を読み,いろいろなことを学び,そしてある程度レベルの高い教育を目指す中で,失敗をしてほしいわけです。


 私の本の中で,失敗例をふんだんに紹介したのが「大前暁政の教師で成功する術」(小学館)です。最初の数ページだけでも,知っておくのと知らないのとでは,違いが出るはずです。

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