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世界一短い詩と言われる俳句を勉強しました。
「五月雨(さみだれ)や 大河を前に 家二軒」
江戸時代の有名な俳人,与謝蕪村(よさぶそん)の句です。
意見が分かれたのは次の問題です。
「大河と家はどこに見えているか?」
子どもたちの意見は図のようになりました。
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さて,この中のどれが正解なのでしょうか。(※話者=俳句を読んだ人)
「大河を前に」
と書かれてあるところを,よーく考えると,見えてきます。
(ただし,国語の先生でも,意見が分かれているので,本当の正解は,俳句を読んだ本人に聞いてみないよわからないのですが・・・。)
感心したのは次の二つの意見です。
@「家を基準としたときは,家の玄関の前に川があったらどの絵でもいいと思う。しかし,話者を基準としたら,大河と話者の間に家がないといけないと思う。」
A「玄関が川のほうを向かっていたら,向かい合っていてもいいのでは?」
AはKさんの意見ですが,おもしろいなと思いました。私がまったく想定していない意見だったからです。でもなるほどと思いました。筋は通っています。