『なぜクラスじゅうが理科を好きなのか』
―全部見せます小3理科授業―
大前暁政(著)

◇「理科が嫌い」という子どもたちが増えています。なぜクラスじゅうが理科を好きなのか
 
 「理科」と名のついた授業は,小学校3年生から始まります。
 
 開始時の3年生で,理科を好きにできるかどうか?

 これが,「理科好きの子どもに育てられるかどうか」の,まずは分かれ道になります。

 
◇これまでに,受けもった3年生にアンケートをとってきました。

 常に,理科好きの子どもたちは,90%を超えていました。

 
 「もっと理科がしたい」

 「理科の授業ってわくわくする」
 
 理科の授業の後でこんなステキな言葉を言ってくれる人がいます。
 

◇理科好きの子を増やす方法は一つです。

 それは,教師が授業のマニュアルを知るということなのです。

 ところが,大学では,授業のマニュアルを学んでいません。

 多くの先生が,理科の授業に困っています。

 理科研究室出身の先生ですらが,理科の授業に困っています。


 
◇そこで,新学習指導要領に完全に対応した授業マニュアルを書き上げました。
 
 「なぜクラスじゅうが理科を好きなのか 小3理科」(教育出版)です。


 この本には,「発問,「指示」,「説明」が全て載っています。
 
 小学校3年生の1年間の理科授業の完全マニュアルです。

 つまり,理科が苦手でも,

 理科の教え方に自信がなくても,

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 本書に書かれた通りに,教えれば,うまくいく。
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ということなのです。
 
 すでに,本書を読んだ先生から,

 「理科が苦手だったけど,そのまま授業したらうまくいった。」という感想が届いています。

 これは,非常に大きな意味をもちます。

 というのも,本によって,良い授業のやり方が伝達できたということだからです。

 理科の知識に苦手意識があっても,教え方に苦手意識があったとしても,

 マニュアル通りに教えれば,ある程度まで,授業がうまくいくということを意味しているからです。


 
◇本書が今までの本と違うのは,次の点です。
 
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 授業づくりをする上での舞台裏が掲載されている
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 どういう風に授業を創りあげていくのか?
 どのようにして,子どもが楽しめる教材を創っていくのか?
 学習指導要領に沿った「学習展開」,「単元展開」,「指導の内容」,「指導の目標」はどう決めればよいのか?
 「習得」,「活用」,「探究」の別をどのように授業化していくのか?

 こういったことを,全て書きました。

 実際の授業の準備や,授業の様子が,そのまま紹介されているのが本書の特長です。

 具体的な授業場面が描写されているので,初めて,理科を教える人にも,わかりやすくなっています。
 

◇子どもを理科好きにする授業は誰でもできます。

 しかし,そうなっていない現状があります。

 平成20年度に調査が行われました。
 「小学校理科教育実態調査」です。
 
 調査では,実に50%を超える教師が「理科の指導を苦手」と感じていることが明らかになりました。
 
 大切なのは,授業のやり方を知ることであり,授業づくりの方法を知ることです。
 
 新しい理科授業が始まりました。
 
 新しい学習指導要領に完全に対応した授業マニュアルが,本書です。

 新卒で3年生を受けもつことは多くあります。

 教師を目指す学生さんにも,是非読んでほしい一冊です。
出版社:教育出版,単行本:200ページ
発売:2009年7月5日        
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