◇テーマは、「修業術」です。 教師生活を充実させるための、修業方法を紹介しました。
教師1年目の修業方法と2年目の修業方法では、修業のやり方がちがってきます。 
1年目から順に時系列に修業方法を並べて紹介しています。
◇かつて恩師から聞いた話です。
「努力の方向が大切だ。方向性が正しいと、積み重なっていく。」 恩師に聞いてみました。 「方向性を間違うと、どうなるのですか。」 恩師いわく、 「はしごをかけ違えると、努力すればするほど、間違ったゴールに早く着くだけだ。」 ◇私は、聞きました。 「努力の方向が正しいかどうかは、どこでわかるのですか?」 答えは極めて単純でした。 一つだけ示すと、次のようになります。 「今の自分に充実感があるかどうかが問題だ。」 ◇本書では、効果のあった「修業法」を紹介しています。 どのような修業を課せば、教師としての力は、増すのでしょうか。
芦田惠之助や、斎藤喜博は似たような修業をしていました。 古今東西の、著名な教育実践家の修業をひも解くと、同じような修業場面を取り出すことができます。 「修業術」というテーマで、教師のための修業方法を、まとめあげました。
もう、効果のない努力はやめにしましょう。
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